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コーヒーと健康

コーヒーに肝臓を守る効果

 肝臓のγ-GTP(ガンマGTP)という酵素の出方を測定すると、アルコール性肝障害の指標になることは、すでにご存知かもしれません。 お酒を飲みすぎたり、肥ったりすると、この数値がテキメンに跳ね上がります。ところが、コーヒーの愛飲者はこのγ-GTP(ガンマGTP)という酵素の出方が飲まない人に比べてグッとすくなくなるという調査結果が発表されています。 この調査は、九州大学の教授が実証されたものですが、あるグループ(年齢40歳〜69歳までの肝臓に疾患がなく、肝機能の検査で異常のない範囲の方)12,000人を対象に行われたものです。 このグループ全員に日本酒で約1合強(とっくり1本)のアルコールを毎日飲んでいただき、γ-GTP(ガンマGTP)の数値を測定すると約45単位。
 
 これは、アルコールをまったく飲まない人のちょうど2倍だそうです。 ところが、アルコールを飲んでいても、コーヒーを1日に1〜2杯飲むと数値は約40単位に下がり、2〜3杯飲むと、さらに35単位下がり、5杯以上飲むとグングン下がって30単位になることがわかったのです。

 もう一つ、アメリカのクラッキー博士とアームストロング博士が共同で研究された「コーヒーが肝硬変を予防する可能性」を示すデータによると、コーヒーを毎日飲む人は飲まない人に比べ、肝硬変で入院あるいは死亡する危険性が五分の一に激減するというのです。

 このように毎日、新鮮なコーヒーを飲んでると肝硬変の予防になり健康な体でいられることがわかりました。生豆からのコーヒーがもっとも新鮮で健康に効果があります。

コーヒーと健康

コーヒーが多発性硬化症の予防に効果

米オクラホマ州の医学研究センターなどの研究によるとコーヒーの摂取が難病の多発性硬化症(MS)の予防に効果があるらしいことが分かったそうです。ネズミを使った実験で実証されたというのですが研究者たちがネズミに毎日、6−8杯に相当するコーヒーを与えたところ、MSの発症が抑えられた。共同で研究に当たったリンダ・トンプソンさんは、「このことはMSやそのほかの病気の研究にとって、非常に重要だと思う」と語った。 コーヒーに含まれるカフェインが、DNAの4つの構成成分のうちの一つであるアデノシンがネズミの体内の受容体と結合するのを防止した。アデノシンは、眠りと覚醒に関する生化学的プロセスのコントロールに重要な役割を果たしている。アデノシンと受容体との結合が妨げられると、白血球が中枢神経システムに到達できなくなり、白血球によって引き金が引かれるMSにつながる反応も起きなくなる。 トンプソンさんは、今回の発見がリューマチ性関節炎など他の自己免疫性の病気の研究にとっても非常に重要だとしながらも、「まだネズミを使っての実験段階であり、カフェインがMSを引き起こしやすい人間にも有効かどうかなど、今後研究しなければならないことは山ほどある」と話している。MSは中枢性脱髄疾患の一つの難病で、世界中で約250万人の患者がいるとみられているとのことてす。

コーヒーと健康

脳神経細胞を活性化させる働き

コーヒーの成分であるトリゴネリンが脳神経細胞の活性化に役立つといわれています。
マウスの脳に直接投与した実験では、特に大脳皮質において「樹状突起」が形成されていることが推測され、口から投与した実験では、大脳皮質やさらに記憶をつかさどる海馬という脳の部位でも「樹状突起」と「軸策」の形成が促進されていることが推測されております。

このように健康的なコーヒーは今、社会問題になりつつある「痴呆の予防」に役立つ可能性も指摘されています。

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